マジェスティS, ブレーキ

フロント用のマスターシリンダーはブレンボのコルサコルタ15mmを取り付けているのですがリアは純正マスターです。DREAMER MOTORのレバーでパーキング機能は便利なのですが、調整範囲が狭く自分の指には合っていなかったのと、レバーとマスターのクリアランスの大きさが気になっていたので台湾Frandoのラジアルポンプマスターに交換しました。Frandoからはいくつかラジアルポンプマスターが出ているのですが、選択したのは比較的新しくラインナップされて安価なFMF130です。

マジェスティS, ブレーキ

私のマジェスティSは2018年式で純正ブレーキレバーは普通のシルバーなのですが、新型の2020年式はマットブラックに仕様変更されています。現在のリアブレーキレバーは社外のDREAM MOTOR製に変えているものの、マットブラックの純正レバーが気になって変更してみました。

マジェスティS, 駆動系

シャーシダイナモによるパワーチェックにより、ピークパワーが10,000回転付近であることが判明しました。その後、今まで取り付けていたデイトナプーリーでセッティングを行いましたが、手持ちで最軽量のドクタープーリー7.0gでも回転が上がりきらず、対応できないことがわかりました。そこで変速回転数をあげる為、去年夏前に購入して放置していたJAPAN SPEED スタンダードプーリーに変更してみることにしました。このプーリーを使っていなかった理由は、逆にプーリーが軽すぎることでウエイトローラーを重くしても狙った変速回転数に合わせるのが難しかったためです。

マジェスティS, エンジン

ビータス×ウインドジャマーズ ボアアップ対応レーシングマフラーSP忠男 POWERBOX FULL “R”マフラーをシャーシダイナモにかけてパワーチェックを行いました。ビータス×ウインドジャマーズの方は手持ちのバッフルをいくつか変更することで、バッフル毎の性能差を確認しました。正確なパワーバンドを把握するのが目的の一つだったため、プーリーロックさせて測定しています。プーリーロックをしない場合は駆動の変速が影響して正確な特性を確認することができません。

マジェスティS, 駆動系

現状ハイギアと純正プーリーの組み合わせですが、プーリー端まで使い切るまでは時間をかけて引っ張らないと使い切れないことが分かってきました。とはいえ、伸びしろを大きくしておきたかったので、デイトナのハイスピードプーリーキットと、同じくデイトナで相性が良いと思われる強化Vベルトの組み合わせを導入してみました。

aRacer, マジェスティS

aRacerのセッティング編④です。前回のセッティング編③の続きになります。今回はiViewを使い、オートチューンで設定した範囲、もしくはカバーできなかった範囲のマップを過去の走行ログをもとに微調整する方法を記載します。iVewはパーツのセッティングにも使える非常に強力なツールです。この方法は、走行ログを範囲指定して行うセミオートチューンよりも細かい粒度で調整することができます。

※aRacerは取り扱いを誤るとECU本体やエンジンを損傷するリスクがあります。よくわからない場合は信頼できるショップに相談しセッティングを進めることをおすすめします。

マジェスティS, 電装系

aRacerのセッティングにiVewを使った走行ログのデータは欠かせないのですが、bLink2経由でのログダウンロードが途中で止まってしまったり、ダウンロードしたログに欠損が出るようになってしまいました。イグニッションON時の電圧降下が気になっていたので、バッテリーをフル充電してみましたが改善せず。そこで、思い切ってバッテリーをリチウムイオンバッテリーのSHORAIバッテリーLFX14A2-BS12に交換してみました。