マジェスティS PIAA LEDドライビングライト LP270 取り付け

プロテックのフォグライトをFLT-322FLH-533と二種類試してきましたが、より遠方を照らすことのできるドライビングライトが気になり試してみることにしました。採用したのはPIAAのLP270です。

パッケージ

品番はLP270、消費電力は9Wとプロテックのフォグ28Wと比べ非常に小さいです。 IPX規格の防水防塵性能、と10Gの耐震性があります。フロントフォークに取り付ける場合は振動が大きいので安心できます。

フォグライトとドライビングライトの配光について比較イメージ。ドライビングライトは遠方を意識した配光です。かなり理想的な照射イメージですが、少なくともLP270一個でここまで広い配光は無理です。

同梱物

取り付けステー、ステー穴用カバー、ボルト類(車体側M8×1、ライト側M6×2)、説明書、六角レンチ。ステーは鉄ですがカバーは樹脂です。

ドライビングライト本体

本体はアルミ系の素材でマットブラックに塗装されています。”PIAA”のロゴが上部に刻印。ステー穴は四箇所あり、縦横左右で自由に変更できます。配線はプロテックよりも少し長く、ギボシ端子で処理されています。

もともと低消費電力のためあまり熱くはならないのですが、後ろ側はヒートシンク形状になっていて走行風による冷却が考慮されています。防水処理もしっかりされていました。

レンズはガラスではなく樹脂製ですが、その分軽量に仕上がっています。上下方向は決まっており、レンズの刻印で判断できます。レンズ表面にはフィルムが貼ってありました。

別途購入したヒューズ

今回はトラブルに備えヒューズを入れることにしました。エーモンのミニ平型ヒューズホルダー E424に5Aの平型ヒューズを組み合わせました。

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重量測定

ステー、ボルト類を含めて約423g。プロテックのフォグFLH-533よりも軽量です。ボルト位置に対する重心はより中央付近になっているので、走行風による緩みにくさもあると思います。
※後述の本体とステー塗装後に測定です。

フロントフォーク側の取り付けボルト類

ブラックステンレスのM6キャップボルト、M6のノルトロックワッシャー、M8のノルトロックワッシャー、M6のフランジナット。

フロントフェンダーにはポッシュのM10→M8変換カラーを使用。

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取り付け作業

フロントフォーク内側からM6ボルトをノルトロックワッシャーを入れ取り付け、外側からM8ノルトロックワッシャーとM6フランジナットで取り付けています。ナットと本体が重なって見えますが干渉はしていません。ステーと変換カラーの間にもノルトロックワッシャーを入れた方が良いのですが一旦様子見です。配線はプロテックのフォグライト取り付け時のものをそのまま使用しています。ライトの消費電力が低いこともありリレーは使用していません。

ブラックメタリックに塗装

イサムのエアーウレタンでブラックメタリックに塗装し、カンペのHX-Qクリアで仕上げています。

取り付けイメージ

見た目を意識するとフォグ(ドライビング)ライトの大きさはこれ位が限界だと思います。これ以上大きいと車格に合わず変に目立ってしまう気がしてます。

正面から。本当は左右で二つ付けた方が良いのですが、アドベンチャー系っぽくなってしまうので悩みます。

全体。ライトの大きさはプロテックFLT-322とFLH-533の中間位です。

点灯テスト – 近距離

夜間の常時使用を想定して、カットラインを純正ヘッドライトよりやや上の位置にセットしました。横方向の配光は狭く中央部に集中しています。カットラインの上側はX字に光が拡散するようです。
前回のFLH-533と同じF値、シャッタースピード、ISOで撮影しています。気になる方は比較してみて下さい。

点灯テスト – 中距離

低い位置に取り付けたフォグライトはかなり手前に光量が集中するため、光を無駄使いしていた感じがありました。その点ドライビングライトは光が遠方になるので効率的に感じます。ただ、そもそもフロントフェンダーボルトは取り付け位置として低く、より遠方に光を集中させるにはもっと位置を上げたいところです。

純正ヘッドライトとの比較テスト – 中距離

純正ヘッドライト ロービームのみ

純正ヘッドライト ロービーム+ハイビーム

LP270のみ

純正ヘッドライト ロービーム+LP270

純正ヘッドライト ロービーム+ハイビーム+LP270

純正ヘッドライトとの比較テスト – 遠距離

純正ヘッドライトのみ

純正ヘッドライト+ハイビーム

LP270のみ

純正ヘッドライト ロービーム+LP270

純正ヘッドライト ロービーム+ハイビーム+LP270

LP270使用時の電圧

プロテックのフォグ使用時にちょっと気になっていた電圧低下。LP270使用時の電圧も測定して前回の結果に追記しました。低消費電力のため電圧にほとんど影響が無い結果になっています。常時点灯しても全く気になりません。
1バッテリーはSHORAI LFX14A2-BS12に変更
2レギュレータはREAL ENERGY S5+に変更
3フライホイールとジェネレーターはREAL ENERGYの軽量&強化に変更

点灯パターン回転域aRacer ECU上での電圧(V)※測定中の最低値を記載
消灯(ポジションのみ)アイドリング13.6
純正ヘッドライト(ロービーム)アイドリング13.5
純正ヘッドライト(ハイビーム)アイドリング13.3
プロテック FLT-322 フォグライトのみアイドリング13.1
プロテック FLT-322 フォグライト & 純正ヘッドライト(ロービーム)アイドリング12.9
プロテック FLT-322 フォグライト & 純正ヘッドライト(ハイビーム)アイドリング12.8
プロテック FLT-322 フォグライト(減光状態)& 純正ヘッドライト(ロービーム)アイドリング13.4
プロテック FLT-322 フォグライト & 純正ヘッドライト(ロービーム)走行時(約8,000rpm)12.8
PIAA LP270 ドライビングライトのみアイドリング13.4
PIAA LP270 ドライビングライト & 純正ヘッドライト(ロービーム)アイドリング13.3
PIAA LP270 ドライビングライト & 純正ヘッドライト(ハイビーム)アイドリング13.1

使用感

取り付けステーの位置を変えることで取り付け場所が自由なところがとても良いです。更に横方向も微調整が効きます。今回はセンター位置に照射するようセットしていますが、例えば左右で二個のドライビングライトを付け、照射方向を左右に広げると広範囲を照らすことができます。ドライビングライトは照射範囲がセンター寄りで範囲が狭いですが、弱点をカバーできると思います。1個で9Wという低消費電力から、もともと2つ同時使用を想定した消費電力設計なのだとは思います。

単純な明るさはプロテックのフォグほどではありません。効果的に使うには照射範囲をロービームより高めにセットする必要があり、そうすると車のヘッドライトのような左側のカットラインが高い配光に近い感じになり、高めにセットしても対向車には迷惑をかけることはありません。

逆に横方向は配光が狭く一個だとメリットはありません。ロービームよりも手前の近距離、かつ横方向を明るくしたい方はフォグライトを選択すべきです。フォグとドライビングどちらが良いと感じるかは使用環境等で違ってくると思いますが、取り付け位置がフェンダー等の低い位置で、なおかつ縦の角度を低めにする想定であればドライビング、角度を高めに付けるのであればフォグの方が効果的だと思いました。