マジェスティS パーティーアップ レーシングフラットシート取り付け

2023年1月11日

フラットシートはヘルメットが入らなくなるので躊躇していましたが、よりロングツーリングを快適にするために導入してみました。選択したのはパーティーアップのフラットシート(標準タイプ)です。シグナスXではレースで使われている方が多いですが、ツアラーの方にもおすすめできる商品です。

純正新品のシートを加工しています。純正シート用の箱に梱包され送られてきました。

裏面。ヘルメット頭頂部の”逃げ”が無くなるので、基本ジェットヘルメットすら入らなくなります。。

こちらのロゴはステッカーなので剥がせます。パーティーアップのフラットシートの特徴がこちらのアルミ板に合皮レザーを貼ったプレートです。

このプレートがあることでスポンジ量を多くしているようです。剛性がありシートの後側に座っても沈み込むことはありません。

今まで取り付けていたワイズギアのローダウンシートとの比較。ローダウンシートは前側だけ低反発素材が使われ、お尻が包まれて沈み込むような感じになるので、純正シートと違いお尻が痛くならずに気に入っていました。フラットシートは通常の硬めのスポンジですが、疲れたらお尻を後方に移動できるので体全体もストレッチできます。横側がシェイプされているデザインです。

表皮の違い。フラットシートの方が凹凸が大きいザラザラした素材が使われています。滑りにくいかはパンツの素材との相性にもよると思います。

シートとヒンジは3つのM6ナット(10mm)で固定されています。

パーティーアップのフラットシートはブラック×グレーのツートンかブラック×ブラックを選択できます。今回選択したのはシート本体がブラック×ブラックです。受注生産になるので納期がかかりますが、オプションでステッチの色も変更可能です。今回は車体色に合わせてブルーにしてみました。ステッチは他に蛍光イエロー、オレンジ、イエロー、グリーン、ホワイト、ブラックが選択できました。また、足付きが気なる方はオーダーで5cmローダウンタイプも選べます。

“Party-up”背面ロゴの有無も選択可能です。今回は”無し”にしています。このように色々と選択肢を持たせてくれるのは嬉しいですね。

ヘルメット用の突起があった後方部分は押してもしっかりしています。

シンプルなデザインです。純正シートと比べ軽量化もされるので、シートロック解除で簡単に上がるようになりました。

キャンプツーリングの際は容量が少し小さくなりますが、ヘルメットはいつもリアボックスのGIVIに収納しているので気になる程ではありません。ただ、高さが無いのでツーリングバックを載せた時にリアキャリアのステーと干渉しそうな感じです。

ツーリングの際に疲れたら着座位置を変え、足を目一杯伸ばして姿勢を変えながら運転できるようになります。純正着座位置で窮屈だった身長の高い方はよりメリットが大きいはずです。現在ハンドルは純正より手前に来るPOLICE2型を使用しています。ケーブル類の長さを考慮する必要はありますが、純正シート着座位置より後方に着座するとなると、もっと高く手前に来るハンドルの方が相性が良いと思います。

こちらは直前まで付けていたワイズギアのローダウンシート。フラットシートはかなりすっきりした印象になります。

マジェスティS用のフラットシートとしては、アトラスのフラットシートも存在します。こちらはステッチをグレーとレッドで選択可能です。