aRacer SpeedTek 新製品発表会 – RC Mini X 発売

2022年11月19日

先程aRacer SpeedTekの新製品発表会がYoutube上で行われ、aRacerの10周年記念としてRC Mini Xが発表されました。発売は2021年12月8日。内容を見る限りまだRC Super 2のアドバンテージの方が高いですが、前モデルのRC Mini5より大きく進化していると思います。

RC Mini Xの特徴は以下です。
※本記事は発表時の内容をもとに書かれています。実際に発売された時は内容が変わる可能性があります。

・対応車種
 - YAMAHA:勁戰三, 四, 五, 六代、Force、SMAX
 - SYM:Jet S五六七期、Jet SL、DRG
 - KYMCO:Racing S、Racing King,、KRV
※その他モデルは販売店にお問い合わせ下さいとのこと。MSX(グロム)はリストにありませんが、動画の中で言及していたので今後に期待です。

・新世代クアッドコアMCU搭載し、計算速度が200%向上。
・接続方式がbLink(Bluetooth)からWifiに変更され転送速度と接続距離が向上。信号強度は20%向上。
・本体にWifiモジュールが内蔵されているため、SportDを接続する場合でも、以前のように1to2ケーブルや1to5ケーブルが必要ない。本体から直接出ているケーブルに接続可能。
・モバイルアプリとして新しい aRacer X TUNE がリリース。設定変更メニューの必要な機能を選択し、オプション追加購入することで増やすことが可能。トライアル(試用)機能もあり。
・Fuel Adjust(燃料調整)の設定が6×6(36グリッド)だったのが17×20(340グリッド)になり、より細かく調整が可能。
・Fuel Acceleration(加速ポンプ)の設定が単純に全体に対しパーセンテージ指定していたものが、回転数に応じてパーセンテージ指定可能。
・Spark Angle(点火時期)の設定が6×6(36グリッド)だったのが9×20(180グリッド)になり、より細かく調整が可能。
・Target AFR(ターゲット空燃比)の設定が6×9(54グリッド)だったのが9×20(180グリッド)になり、より細かく調整が可能。
・オートチューンで調整されたマップについて、今までは色でAFR(空燃比)値を表示していたのに加え、AFR値が具体的な数値で確認でき、切り替えてパーセンテージでも確認できるように。
・オーチューンによる調整後のマップを保存、共有が可能。
・Back Fire Adjustの設定画面がグラフィカルインタフェースに変更。設定を視覚的に確認可能。
・TCS(トラクションコントロールシステム)の設定項目を新規追加。
・ナローバンドO2センサー用のナロークローズドループの設定項目を新規追加。Lean、Medium、Richの三段階いずれかを指定。
・Inj. Angle(燃料噴射タイミング)の設定項目を新規追加。
・Crank Comp.(Crank Fuel Level, Crank ISC% Level, Crank SA Level)の設定項目を新規追加。
・アイドリングスピード設定に加え、アイドリングスピードが正常かを確認する機能を新規追加。適切なISC_Air_Flowの値に対するアイドルスピードを調整可能。
・Rボタンによる3つのモードを設定し、ターゲット空燃比、点火時期等のマップを切り替えて使用することが可能。街乗り、峠など走行シーンによって切り替えるられる。
・RC Mini X用の新しい3種類のモニタリング画面。その中の一つは表示項目をドラッグで好みの位置に移動することが可能。
・RC Mini 5のLog View画面では一つの画面に全てのパラメータがグラフ表示されていたが、PCアプリのiViewのようにパラメータを上下の段に分けて表示して見やすくなった。

・標準で付属している機能(動画内で確認できたもの)
 - Fuel Base
 - Fuel Adj.
 - Spark Angle
 - Fuel Acc
 - Target AFR
 - RPM Limit
 - Dec Fuel cut
 - VVA
 - Speed Gain
 - Fan
 - Inj timing
 - Crank Comp.
 - Temp Comp.
 - Auto Tune
 - WB O2 CL
 - Idle RPM
 - TPS Learn

・オプション扱いの機能(動画内で確認できたもの)
 - Backfire adj.
 - Launch Mode
 - Pit Limit
 - Quick Shifter
 - QS Wizard
 - QS cut time
 - R Button
 - TCS Mode
 - IView Adv.

事前オーダー価格は8000ニュー台湾ドル(車種によって価格は異なる)だそうです。本日のレートで約33,000円。

2022年1月31日追記
国内販売が開始されたようです。税込み49,500円とのこと。
マニュアルに手順が記載されていますが、設定項目の機能拡張にはクレジットカード決済が必要なようです。
aRacer X Tuneが日本のApp Store/Google Playでリリース