マジェスティS デイトナ コンフォートリアサスペンション & コンフォートフロントフォークスプリング取り付け

2022年12月1日

SG52Jの前後サスは部品の品番を見ると何度かマイナーチェンジした後のようです。しかし路面からの突き上げが酷く感じるので前後サスを変えてみました。フロントはデイトナのコンフォートスプリング、リアはデイトナのコンフォートリアサスペンション(ブラック)です。

リアは取付け長が10mm増えているので車高が5~10mm上がります。プリロード調整はしっかりやった方が良いです。5mm変えるだけで乗り心地はかなり変化し、最終的に突き上げが感じられないギリギリまで柔らかくセッティングしました。プリロード調整には車高調レンチが別途必要です。取り付け後の感想ですが、路面の追従性と乗り心地のバランスの良さに非常に満足しています。メッキがかけてあるだけの無骨なリアサスですが、余計な機能が付いてない分スプリング長を長くとれ、単純なリアサスとしての性能に特化していると思います。カスタム派からはあまり人気が無いようですが。。

デイトナは前後サスを入れ変えることも想定して開発しているはずなので、フロントも同じデイトナのコンフォートフロントフォークスプリングに入れ替えました。車高は数ミリ下がるようです。前後の相乗効果でキャスターが立ち気味になりますので、旋回性の向上も見込めます。乗り心地重視でフォークオイルはヤマハの5番を入れましたが、柔らかすぎる印象は決してなく十分スポーティです。リアと同様に突き上げは減少しますが、街乗り重視であればもう少し柔らかいバネレートでも良かった気がします。内部パーツ保護のためベルハンマーゴールドを10ml添加してみました。油面はマニュアル通り82mmに設定しています。

説明書ではフロントカウルの取り外しが手順として記載されていますが、私はデイトナのOリングピックセットを駆使し、スナップリングの切り欠きを手探りして位置を把握し、ピックを入れてステムの下から外しました。先が細く短い工具をうまく使えばフロントカウルは外さずにフロントフォークを抜くことが可能です。

ついでに気になっていたフロントフォークに付いている謎の穴を、ポッシュのブラックステンレス製M6テーパーキャップボルトで埋めました。

後日デイトナのローダウンフォークスプリングとJSMのローダウンブラケットを取り付けました。
マジェスティS 前後ローダウン化 & ローダウンシート &強化ブラケット取り付け