マジェスティS Frando 7NB レーシング アジャスタブルレシオ・ラジアルポンプ マスターシリンダー 14mm 取り付け

2023年9月6日

今まで左ブレーキ用に取り付けていたラジアルポンプマスターのFrando FMF130を、同じくFrandoのラジアルポンプマスター 7NBを試してみました。

パッケージと同梱物

エンボス加工はされていませんがFMF130と同様のデザイン。

7NBの14mm、左ハンドル用です。カラーはハードアルマイトですが、Brownと表記されているようです。

箱の中なこのようにパッケージングされています。

その他同梱物。説明書兼保証書。

ワランティーカードとステッカー。

選択したカラーはハードアルマイト。ブレンボのラジアルマスターのようなツートンカラーで、他カラーのブラックよりも高級感があると思います。その他には特注色としてレッドがあるようです。レバーはロングタイプ(220mm)。アジャスタブルレシオはロングタイプしか選べませんが、標準モデルはショートタイプ(190mm)も選択できます。

レバーにはレバー比を変更するためのボルトが二箇所付いています。18mm~21mmで調整可能です。また、左側に写っているニップルは角度の調整が可能です。

ブレーキランプを動作させるのに必要な油圧スイッチと透明なマスターシリンダーカップ。クラッシュワッシャーも付属しています。

FMF130はマスターシリンダーにタンクステーとタンクを装着する構造ですが、7NBはミラホルダーに共締めする構造です。ステー穴はM10です。

ミラーホルダー兼クランプはハードアルマイトではなく塗装のようです。FMF130はFrandoのロゴが入った専用品でボルトも黒色が使われておりこだわった感じがありましたが、7NBはコストを下げているようです。ミラーホルダーはステーを留めるボルトも付属します。

取り付け

付属のステーとカップのデザインがどうもイマイチなので、とりあえず手持ちのパーツを組み合わせてみることにしました。ハリケーンのクランプバーを使用中で、ステーにはM6の穴がちょうど空いています。そこにM6×45mmのキャップボルトと30mmのカラーを使用して取り付けてみました。

オイルタンクはブレンボのスモーク「S15B」が余っていたのでこちらを使用。ホースも余っていたR1マスター用のもの使用しました。

ニップル径が上下で異なりますが問題なく使用できています。下側のホースクランプも余り物でちょっと大きく後日変更予定です。

レバーレシオの設定は21mm(最も広い)に設定しました。

レバーレシオについて

レバーレシオとは、支点(ピボットの軸位置)作用点(プッシュロッドの軸位置)の距離に対する力点(レバーの指をかける位置)の比率で算出した値になります。ここの比率を変化させることにより以下のように変化させることができます。
・柔らかい握りで、レバーの引き代が大きい
・硬い握りで、レバーの引き代が小さい

アジャスタルブルの7NBはレバーレシオを調整することができますが、厳密に言うと支点と作用点の距離を18mm~21mmに変化させることができるということです。この距離を変化させることができるので、握りの硬さとレバーの引き代の距離を変えてブレーキフィーリングを調整できます。レバー比とは、「力点と支点の距離 ÷ 支点と作用点の距離」で求める値になるので、「レバーレシオ18mm」、「レバーレシオ21mm」というのは誤った言い方になります。

18mmと21mmでどう違うかですが、極端に言うと18mmの場合は「柔らかい握りだがレバーを引く量が大きい」、21mmは「硬い握りだがレバーはを引く量が小さい」ということになります。ちなみに、7NBのアジャスタブルではない通常モデルは18mm固定です。アジャスタブルの方は21mmまで調整可能なので、よりタッチを固く引き代を短くできるメリットがあります。

ここまで書いてきましたが、実際18mmと21mmでそれぞれ設定してみると体感上かなり微妙な差です。特にこだわりが無いのであれば、5,000円程度安価なアジャスタブルではない7NBでも全然良いと思います。

使用感

ブレーキタッチの感覚はFMF130とほとんど変わりありません。レバーの形状は7NBの方が好みなのですが、7NBの方がエッジの処理が荒く、指に角が当たる感じがわずかにします。より滑らかな仕上げはFMF130の方です。