台湾ヤマハ 新型155ccスクーター AUGUR発表

2023年1月31日

新型スクーター「AUGUR」が台湾ヤマハから発表されました。「AUGUR」は日本語で「預言者」などの意味があります。英語の発音をそのまま聞くと「アーガー」と聞こえますが、台湾の方の発音を聞くと「オーガ」と聞こえます。かなり個性的なデザインなので好き嫌いが別れるかもしれませんが、X FORCE(FORCE2.0)に比べより先進的な装備となっており、上位モデルとなるのでマジェスティSの後継という位置付けにもなりそうです。カラーは三種類で、こちらは「アークブルー(ダークブルー・ダークグレー)」になります。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

その他カラー

「スターチタニウム(グレー)」

出典:YAMAHA台灣山葉機車

「ダークブラック(ネイビー)」

出典:YAMAHA台灣山葉機車

リア周り

X FORCEもそうですが、前方の足置きが直角に近く使いにくそうなのが残念です。踏ん張りながら走る時や、後方に座って足を伸ばし乗る時に傾斜の緩い足置きが欲しくなります。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

こちらは兄弟車FORCE2.0(X FORCE)のリア周り。上のAUGURと見比べてみて下さい。共通パーツが多いですが、全てのランプ類がLED化されていたりとAUGURの方が高級感があります。泥除けも延長され、より効果が高いようです。フロントカウルを見比べるとAUGURの方がスリムな形状で好感が持てます。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

Y-LLA

一番特徴的なのはヘッドライト周りだと思います。Y-LLA(Yamama Lean Light Assist)ヘッドライト。コーナリング時に車体が傾くと補助灯機能が自動作動し、傾斜角度に応じて明るさが調整されます。この機能が動作している動画を見たのですが、夜の峠道などではかなり有用な機能だと思いました。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

Y-AU

Y-AU(Yamaha Adjustable Color Temperture Unit)色温度調整可変ヘッドライト。例えば晴天時は白光色(5700K)、雨天時は暖白色(3000K)といったように路面状況に応じてヘッドライトの色温度をハンドル右側に付いているスイッチで切り替え可能です。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

4.3型フルカラーTFTスマートメーター

白ベース/黒ベースで液晶表示の切り替えや、Y-Connectアプリを使い、携帯電話と接続しての通話やメッセージ確認ができます。簡易的なナビ表示機能も実装されているようです。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

インテリジェントスマートキー

NMAXにも装備されているスマートキーになりました。スマートキーが電池切れした場合、緊急モードを使ってスマートキー記載のコードを使用してエンジンをかけることができます。電池切れ状態ではシートも開かないので、別途付属している通常の金属製の鍵を使い、フロントの小物ポケットの中にある鍵穴を使ってオープンさせることになります。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

USBポート

イグニッションノブの下部にはUSBポートを装備。QC3.0の記載がありますが、マニュアルを見る限り出力は5V/3Aのようです。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

シート

FORCE 2.0とは異なり、ヒートプレスされたデザインのものが使われています。

出典:YAMAHA台灣山葉機車

仕様比較

S-MAX(マジェスティS)、FORCE 2.0(X FORCE)、AUGURの仕様比較。個人的には燃料タンクを増やして欲しかったですね。ボアアップのベース車にする場合は航続距離がかなり厳しいと思われます。

S-MAX(マジェスティS)FORCE 2.0(X FORCE)AUGUR
排気量(cc)155155155
パワーフォーム水冷4ストローク単気筒4V水冷4ストローク単気筒4V(VVA)水冷4ストローク単気筒4V(VVA)
最大馬力11kW(15PS)/7,500r/min11kW(15PS)/8,000r/min確認できず
最大トルク14N・m(1.4kgf・m)/6,000r/min14N・m(1.4kgf・m)/6,500r/min確認できず
ヘッドランプLEDハロゲン球/55WLED
テールライトLEDLEDLED
フロントウインカーハロゲン球/10Wハロゲン球/10WLED
リアウインカーハロゲン球/10Wハロゲン球/10WLED
ポジショニングライトLEDハロゲン球/5WLED
メーターLCD+ポインター液晶4.3型TFTフルカラースマート液晶
フロントショック正立フロントフォーク正立フロントフォークテレスコピックフロントフォーク
リアショックセンターシングルショックアブソーバープリロード調整可能なデュアルリアショックプリロード調整可能なデュアルリアショック
フロントブレーキシステムディスクブレーキ/Φ267mm/ワンウェイ2ピストンキャリパーディスクブレーキ/Φ267mm/ワンウェイ2ピストンキャリパーディスクブレーキ/Φ267mm/ワンウェイ2ピストンキャリパー
リアブレーキシステムディスクブレーキ / Φ245mm / ワンウェイシングルピストンキャリパーディスクブレーキ / Φ230mm / ワンウェイシングルピストンキャリパーディスクブレーキ / Φ230mm / ワンウェイシングルピストンキャリパー
縦×横×高さ(mm)2030×715×1115mm1895×760×1120mm1920×760×1120mm
ホイールベース(mm)1405mm1340mm1340mm
シート高795mm815mm815mm
装備重量(kg)148kg130kg132kg
燃料タンク容量(リットル)7.4L6.1L6.1L
タイヤ(フロント)120/70-13M/C 53P120/70-13M/C 53P120/70-13M/C 53P
タイヤ(リア)130/70-13M/C 57P130/70-13M/C 57P130/70-13M/C 57P
装備ABS(台湾仕様のみ)ABS/VVA/スマートモータージェネレーター/トラクションコントロールシステムABS / VVA / スマートキー / トラクションコントロールシステム / スマートモータージェネレーター
平均燃費37.0(km/L)44.9(km/L)43.9(km/L)
シート下容量(リットル)32L23.2L確認できず

価格

発表時の定価は118,000台湾元とのこと。FORCE2.0は99,000台湾元だったと思うので、約1.2倍の価格設定ということになります。

最後に

まだ日本で販売予定とは聞いていませんが、X FORCEより魅力的なスクーターだと思いますので、是非販売して欲しいですね。

その他、AUGURのカタログや説明書が台湾ヤマハのWebページからダウンロード可能になっています。より詳細な情報を確認可能です。
https://www.yamaha-motor.com.tw/motor/motor_AUGUR.aspx