オムロンUPS BY50S スーパーナット(SUPERNATTO)12SN9バッテリー交換
サーバー用のUPSとしてオムロンBY50Sを10年以上使用しています。直近にバッテリー交換したのは2019年7月ですが、かなり前からバッテリー交換ランプが点滅しており無視して使っていました。不手際でブレーカーを落としてしまった際に給電時間が全くと言っていいほど無く、サーバーを落としてしまったのでバッテリー交換することにしました。選択したのはオムロン純正ではなく、半額以下で購入できるスーパーナットの12SN9です。
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パッケージ。梱包はダンボールの中に入っておりしっかりしていました。今まではオムロン純正バッテリーのBYB50Sを使っていましたが、2019年7月当時は8,000円程度で購入できていたものが現在は12,000円程度まで高騰しています。今回は安価で良さそうなものを探してスーパーナットのバッテリーにしました。BY50Sに適合するスーパーナットのバッテリーは三種類あり、一番安価な12SN9、12SN9に初期充電をしたもの(+1,000円位)、端子保護パーツと保護フィルム&引き出しタグがあるもの(+2,000円位)があります。今回はコスパを考えて一番安いものを購入しています。
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バッテリー本体.。品番は12SN9。仕様は12V9Ahで、純正の12V7.2Ahと比べ容量が大きくなっています。
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本体の他には保証書が付属。6ヶ月保証が付いているようです。
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上部にはシリアル番号が刻印。
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背面。純正バッテリーのように液漏れ保護用のフィルムが周囲に付いていません。液漏れ防止のため、バッテリー交換ランプが付いた場合はすぐにチェックした方が良さそうです。
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端子部分。あまり必要性を感じませんが、マイナス端子部分に短絡防止用のカバーが付属していません。
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今まで使用していたオムロン純正バッテリーのBYB50Sとの比較。約3年半使用しました。
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BYB50SにはバッテリーをUPS本体から楽に取り外せるように引き出し用タグが付いています。
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マイナス端子の保護パーツは両面テープで貼り付けてあるだけなのでスーパーナットに移植しました。
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バッテリー交換はUPS下部にあるカバーを外して行います。ネジ一個で留まっているだけなのでプラスドライバーだけで交換可能です。ちなみに、今回は撮影のために電源を抜いて交換作業を行っていますが、通電状態でもバッテリー交換は可能です。サーバー等の接続機器も稼働した状態で大丈夫です。
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ネジを外した後、カバーを画面上側にスライドさせると外れます。
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バッテリーを赤い線の位置(真ん中くらい)まで引き出して赤→黒の順番で端子を外します(マニュアル記載)。
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スーパーナットのバッテリーに交換。端子は赤→黒の順番で接続します(マニュアル記載)。蓋をスライドして取り付け、ネジで閉めれば交換作業は完了です。
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純正バッテリーに付属していたラベルをパーツクリーナーで拭き、開始年月を書き換えておきました。ラベルに記載がありますが、純正バッテリーの場合は20℃での使用だと4~5年、30℃での使用だと2~2.5年が寿命の目安のようです。
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通電すると自己診断テストが走ります。テストは問題無く、バッテリー交換ランプも消灯しました。その後、4週間に1度実施される バッテリーテストでも問題は出ていません。スーパーナットのバッテリーがどれ位持つか、次にランプが点灯した際は記事に書きたいと思います。
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後日、使用不可になったバッテリーの電圧を測定したところ12.45Vと電圧的にはまだ使えそうな感じでした。停電時の給電時間はかなり短かったので容量は減少してしまっていたと考えられます。
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