ローバーミニ レカロ LX-VS Pro.取り付け

2022年11月25日

ローバーミニにレカロです。シートポジションを低く、長距離ツーリングを快適にすることを目的に、左右シートをレカロLX-VS-Pro.に変更しました。レカロのラインナップではコンフォート系のシートですが、体全体のホールド性が高くショルダー部の張り出しもあるので、そこそこの横Gでも体を保持してくれます。

シートレールにはマイティドッグのオフセットシートレール アンダーマウントタイプを使用。右座席用と左座席用があり、写真は左座席用です。

オフセットシートレールはローポジションになり、かつ内側へオフセットしてあります。主にショルダー部とピラーの干渉を回避するのが目的ですが、LX-VS Pro.はショルダー部の張り出しはありません。

前部取り付け。純正のブラケットは使用しません。小さいワッシャーを追加でかませ、ボルトは長いものに変更しています。

後部はボディに穴を開ける必要がありますが、現状置いているだけの状態となっています。衝突時のことを考え、ボディに固定するのは必須ですが。

サイドブレーキレバーとの干渉具合。(下げている状態)

サイドブレーキレバーとの干渉具合(上げている状態)。右シートに若干干渉しますが、問題なくブレーキをかけることができます。

運転席はサイドポケットとの干渉はほぼ無いので、フルリクライニングが可能です。


助手席側はサイドポケットとの干渉が大きく、フルリクライニングするとシートが損傷してしまうと思います(無理にフルリクライニングしようと思えばできます)。ミニは左右の席でそれぞれレールの取り付け穴位置が異なっているのでこのようなことが起こります。

ショルダー部横のレバーを上げるとシートを一気に倒せます。利便性も問題ありません。

運転席側をフルリクライニング、助手席側をサイドポケットに干渉するギリギリまでリクライニングした状態です。助手席も楽に寝れる角度までは十分に倒せます。私は身長が170cm台前半なのですが、寝るときはヘッドレストのほぼ中心に頭が来るので非常に快適です。また横の張り出しに両肘も置いて寝れます。

装着後、アイポイントが非常に下がりレーシーになりました。シートも純正と比べかなり後ろに下げることができますので、足を伸ばして運転でき、ハンドルと腹部の間隔も十分に開きます。また、片道500kmの道のりを走行しましたが、明らかに疲労感が少なかったです。スポンジが適度に固く、人間工学に基づいた設計が疲労感の低減に貢献しています。ただ短所として重量が一脚12kgと結構重いです。