ローバーミニ フロントスピーカー取り付けで4スピーカー化

2024年1月29日

リアスピーカーの音が良くなったので、フロントスピーカーも取り付けてみました。後付け感がない自然な感じにしたく、ダッシュパネルの送風口に取り付けました。

2022年11月現在、「TS-E1076」は廃番になっています。パイオニアで後継機的な位置付けの10cmスピーカーは「TS-F1040II」です。

リアスピーカーに合わせ カロッツェリア TS-E1076(10cm)を選択しました。6000円台と非常にリーズナブル。これより大きいサイズだと、ドアサイドポケット等が設置場所になってしまいますね。

ダッシュパネルを外すには3箇所の10mmナットを外します。こちらは助手席側です。運転席側も同じ位置にあります。

最後の1箇所はデッキを外した奥の中央にあります。

パネルを外した後はメーターケーブルを外す必要があります。最初は外し方が解らないで戸惑うのですが、四角部分を上から押すことでロックが外れ抜けます。


スピーカー裏のエアダクトは使用しなくなるので塞ぎます。タートルトレーディング製の『アルミ フレッシュエアーダクト メクラブタ』を使用。2枚必要です。

プラスチックのエアダクトを外して取り付けた状態。プラスチックのエアダクトの間にスポンジシートが付いているのでそれはそのまま流用します。ボロボロになっている場合は液体ガスケット等でシールしないと水や泥が室内に浸入すると思います。

助手席側タイヤハウス内から。ダクトはグリル裏の部分から全て撤去しました。

運転席側ダクトも部分的に不要になりますが、ヒーターにも分岐していますので、ただ外したままだとヒーターへの送風が弱くなってしまいます。また水や泥の浸入を防ぐ意味でも栓をする必要があります。使用したのは椅子ゴムの『WAKI GK-172 50mm』です。ホームセンターで購入。

運転席側のタイヤハウス内から。中心を潰すようにして入れるとピッタリはまります。自然に抜け落ちることもありません。

撤去したエアダクト類。

ダッシュパネルへスピーカーの取り付けです。リアスピーカー作成時に使用したMDF板をリング状に切り出し、突起物を逃げるように作成。スピーカーの静振効果を高めています。作成したリングは黒に塗装。

10cmのスピーカーはギリギリです。大出力時にパネルに干渉してしまいそうなので、ワッシャーを使用し少し後ろにオフセットして取り付けました。これでパネルを削る必要はありません。

リングにネットを貼り付けて完成。将来的にネットはもっと網目の細かいものを探してきたいですね。黄色のコーンが目立ってしまっています。スピーカーケーブルは長さを調整してデッキのフロント出力端子へ直接接続しています。

自然な雰囲気で取り付けることができました。目の前にフロントスピーカーがあると素晴らしく良い音で聞けるようになります。使用デッキのDEH-P910に搭載されている機能、オートタイムアライメントを使用して、前後左右のバランスを自動調整しました。小さい口径のスピーカーは音量を上げると割れやすいですが、リスニングポイントが近いので、リアとのバランスを綺麗に取れればかなりの大音量で聞いても大丈夫です。

~参考URL~
http://www.alecmini.co.jp/
↓スピーカーネットの作成方法はこちら↓
ミニ ベントリング スピーカーネット交換